▶ 2014/1/17
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★地域再生の仕事を志す社会人・学生の方々へ★
地域再生を目指す人々(地域イノベーター)のためのワークショップ開催のお知らせ
~震災復興の現地事例を通じて
これからの復興へのアクションを考えるラーニングセッション~
http://recoveryleaders.etic.or.jp/caselearning01/
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東日本大震災から3年が経過しようとしています。
NPO法人ETIC.は震災後の6月より震災復興リーダー支援プロジェクトを立ち上げ、
右腕派遣プログラム、みちのく企業(起業家支援)、みちのくインターン、
などを通じて現地リーダーのサポートを行ってまいりました。
その活動の中でリーダーが復興に向けて地域の複合的な課題解決に取り組んで
いるプロセスには、これからの東北、そして日本の地域が抱える課題の解決に
向けて様々なヒントが隠されていると感じてきました。
私達はこのタイミングで、そのプロセスや学びを可視化し、
地域イノベーター育成のプラットフォームを形成するために、
学びのデザインを事業とする株式会社ラーニング・イニシアチブとともに
東北ラーニングコミュニティを立ち上げました。
すでに、東日本大震災の復興の現場で活躍する現地リーダー、右腕人材の
ケースヒアリングを完了しており、リーダーシップや課題発見、関係性作りなど
において様々な学びが得られることが分かってきています。
今回はこの事例のいくつかを元に、復興の現場を知り、議論し、
これから私達ができることは何かを考えていくラーニングセッションを開催します。
地域イノベーターとしての第一歩目を、
事例を元に参加者との意見交換を通じ考え、疑似体験していくセッションです。
少しでもご興味のある方は是非ともご参加ください。
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┃■ 開催概要
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◆参加対象者
・今後地域再生・地域活性に関わろうとしている方
(学生・社会人、大学の教職員、NPO職員等、企業関係者)
・市町村等の公共機関の職員
・企業の震災復興担当者
・企業の人材育成担当者
◆参加条件
事前に配布されるケースに目を通し、ご自身の考えを前日までにUploadして頂く必要があります。
所要時間は1時間半程度です。
お申込みいただいた方に、別途メールにて事前課題をお送りいたします。
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┃■ 第1回 地域再生を目指す人々のためのワークショップ
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【 実施日時 】2014年2月16日(日) 12:50開場 13:00~15:40
【 実施場所 】 NPO法人ETIC 5Fセミナールーム http://www.etic.or.jp/etic/access.html
【 定員 】30名(事前予約制、先着順)
【 参加費 】無料
【 申込み方法 】 Webフォームよりお申込みください。
申し込みページ→http://recoveryleaders.etic.or.jp/caselearning01/
【 開催テーマ 】「Bridge for Fukushima ~福島に未来の橋を架ける~(予定)」
「原発の被害で何が一番大きかったというと、もちろん心理的なものもそうなんですけど、
地元のほとんどの仕事の機会を奪うんです。
この地方にいらっしゃった方々の仕事というと原発関連のお仕事が多かったんです。
加えて農家、そしてサービス業。このサービス業っていうのがやっかいで、
一定層の人口がいなければ、当然これは利幅の問題になるので、
売上が単に2割下がったという問題ではなく、
ほとんど利益がなくなるっていう環境になるということなんですよね。」
~伴場賢一(一般社団法人Bridge for Fukushima 代表理事)~
Bridge for Fukushima (ブリッジフォーフクシマ) は、福島県北部(福島市・相馬市・南相馬市)にて、
コミュニティビジネスの中間支援・子育て世帯のネットワークづくりを行っている地元発の団体。
「津波で失われた町の再生、福島第一原発の事故に起因し失われた町や産業の再生など、
極めて複雑な課題を抱える地域の再生のために若たちが今できることとは何か?」
実際の事例を通じて、議論を進めながら自身が現地に立ち復興再生に
携わっていく第一歩を疑似体験する、アクティブラーニングセッションです。
http://michinokushigoto.jp/archives/3511
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┃■ 第2回 地域再生を目指す人々のためのワークショップ
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【 実施日時 】2014年2月19日(水) 18:50開場 19:00~21:40
【 実施場所 】NPO法人ETIC 5Fセミナールーム http://www.etic.or.jp/etic/access.html
【 定員 】30名(事前予約制、先着順)
【 参加費 】無料
【 申込み方法 】Webフォームよりお申込みください。
申し込みページ→http://recoveryleaders.etic.or.jp/caselearning01/
【 開催テーマ 】「東北ROKU~再生から創出へ 農林漁業6次産業化への道~(予定)」
「二次産業、三次産業の方たちのしわ寄せが価格として一次産業にくるんですよね。
どんな人間でもまず価格をみる。
そして産地をみて、誰が作っているかをみて、その後栽培方法を見ている。
それくらい、価格は消費者にとって重要なもの。適正な価格で流通を整備すること。
僕が思う適正な価格と言うのはまず再生産ができる価格。
来年もう一回できること、そしてもしかしたら来年台風になるかもしれない、
20%くらい収量が落ち込むかもしれない、その状況に陥っても内部留保を
しっかり持てて、自分の子供たちをしっかり面倒見てあげることができる、
自分の娘息子が大学にいって結婚できること、
これが再生産価格であり、適正価格であると僕は思うんです。
こういうことをきちっと整備してあげないといけないと。」
株式会社ファミリア代表取締役 東北Rokuプロジェクト代表 島田 昌幸
東北ROKUは宮城県名取市(仙台の南)の約1,000坪の土地を活用した農業六次化プロジェクト。
農業の六次産業化とレジャー化をテーマに、畑・野菜加工工場・蕎麦屋・パン屋などを
並行して立ち上げていく。
「既存の枠組みに捕われず、新しい価値創造を通じて地域の再生と再構築を実現
するために、若者たちが今できることとは何か?」
実際の事例を通じて、議論を進めながら、自身が現地に立ち復興再生に携わって
いく第一歩を疑似体験する、アクティブラーニングセッションです。
http://michinokushigoto.jp/archives/43
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┃■当日ファシリテーションを担当する株式会社ラーニング・イニシアティブの紹介
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「子どもたちのような驚異的な学ぶ力を大人たちが少しでも取り戻すことが
できたのなら、どんな困難な課題だって解決できるのかもしれない。」
無邪気に色々なものを吸収し、失敗を恐れずに失敗から学び、
驚異的な成長を遂げていく子どもたちの姿から感じた、
「もし人々が本来有する学ぶ力が十分に活用されたとしたならば?」という仮説から
ラーニング・イニシアティブの事業は始まりました。
ラーニング・イニシアティブは人々が本来有する「学ぶ力」を信じています。
そして「学ぶ力」こそが世界を変えていくと。
イノベーション、地域再生、新たな発見、グローバル競争、あらゆる分野において
次の時代を担う人材に今求められる「学ぶ力」を引出すために、これまで活用されてこなかった
ラーニング(学び)の科学・技術を活用し、大学・大学院を始めとする高等教育
機関や企業のラーニングのデザインの支援や実践的なラーニングプログラムの開発、
また各種ニーズに応じたワークショップの設計と実演を通じて、
学びの革新を実現していきます。
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■ お問い合わせ先 ■
特定非営利活動法人 ETIC.(エティック)(担当:諸)
〒150-0041 東京都渋谷区神南1-5-7 APPLE OHMIビル4階
TEL:03-5784-2115 / FAX:03-5784-2116 / E-mail : fukkou@etic.or.jp
Website: http://recoveryleaders.etic.or.jp/
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※注意事項
・プログラムは予告なく内容などを変更することがございますので、予めご了承ください。
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