岩手県釜石市の調査結果
18人にインタビュー調査を実施し、115人のキーパーソンを把握しました。
釜石市の特徴
釜石市の社会ネットワークをみると、多くのキーパーソンから指名を受けるハブが、市場セクター、政治・行政セクター、サードセクター、複数セクター兼務にバランスよく存在していることがわかります。また、つながりの形成時期のピークは発災から2年目で、気仙沼市や石巻市とは異なります。
キーパーソンのストーリーから
見える背景や意味
地方と都市の間、海側と山側という地域の間、企業・行政・NPOといったセクターの間など、様々に生じる境界部分に自らを置き、様々な領域で活動する人と一緒に動きながら、それぞれのやり方や文化を翻訳する、人と人とをつなぐ人たち。彼らが仕掛ける、人と人とが出会い対話する場やプロジェクトを通じて、釜石市の未来を見据える土壌が耕されているようです。